
宿毛を代表する冬の柑橘、文旦。爽やかな甘みと酸味、華やかな香りが人気です。安定した品質で評判の松岡農園の文旦10kg(家庭用)です。
大きな実、溢れ出る爽やかな香り、上品な酸味と甘味。これが、高知・宿毛を代表する柑橘「土佐文旦」の特徴です。今回紹介する松岡農園のある宿毛市の宇須々木(うすすき)地区は、多くの農家がひしめき合う柑橘の名産地です。
農作物の出来は、雨量や気温に左右されやすく、年ごとに味が全く異なることがあります。そんな中で、松岡農園の文旦は毎年、おいしく、香りの良い文旦を育て続けています。安定感の秘密は「広大な農地を生かした受粉選別」にありました。授粉から出荷まで、品質管理を徹底する松岡農園の文旦10kg(家庭用)を2~4月にお届けします。
さまざまなサイズの文旦をお届け

松岡一人さん。色づいた文旦は、もうすぐ完熟だという
文旦は大きさによって味が異なります。さまざまな味をお試しいただくため、この返礼品では、L~4Lの中からお届けします。
また、文旦は収穫後の「追熟」によって違った食感や味をお楽しみいただけます。追熟期間が短いと、フレッシュな食味になり、反対に、長い場合はジューシーで甘みが強くなる傾向があります。
松岡農園では、大型冷蔵庫で品質を保ちながら文旦を管理しているため、ご家庭での追熟でお好みの食味の文旦をお楽しみいただけます。
爽やかな香り、上品な酸味と甘味

甘皮をむいて食べます
文旦は、1~2月ごろに旬を迎える柑橘の仲間。大きく、丸々とした果実。鮮やかな黄色。溢れ出る爽やかな香り。そして、上品な味が特徴です。
特徴的なのが分厚い果皮。十文字に切り込みを入れた後、4等分し、それぞれの袋ごとにばらします。ここまでくると、あとは手で実を取り出していくだけ。
みかんと比べれば手間はかかりますが、酸味と甘味、そして、ほのかな苦味を伴う上品な味は、ほかの果実では味わえないおいしさです。
広大な農地を「人の手」で徹底管理

農園をくまなく周り、文旦のできを管理する
農作物はその年の天候や気候に影響されますが、松岡農園では美味しさを安定させるために、40,000平方メートルもの広大な農地を運営しています。生産数を増やし、その中からより良い文旦を選別することで、常においしい文旦を出荷することができるのです。
広大な農地を管理するのには多大な労力がかかる分、天災などで、一つの農園が被害を受けたとしても、別地区の農園で品質の高い文旦を収穫し、十分な量を出荷することができるといいます。
「一番おいしい時期の文旦を食べてもらいたい」

松岡一人さん
文旦は、収穫後に熟成させる「追熟」という工程が必要になります。味や香りを決める、とても大事な作業です。
そこで、松岡農園では、容量合計約100トンの冷蔵庫を購入し、徹底的に品質管理に勤めています。これによって、消費者の欲しいタイミングで、おいしさのピークを迎えた文旦を味わってもらうことができるようになりました。「一番おいしい時期の文旦を食べてもらいたい」と松岡さんは話します。
お父さんが文旦の栽培を始めた頃は、コンテナ3杯程度の収穫しかなかったそうです。
そこから少しずつ畑を増やし、収穫量が増え、冷蔵庫を増築し、少しでも安定した品質のものをお届けするために試行錯誤を繰り返してきました。
妥協なしの松岡農園さんの文旦をぜひご家庭で召し上がってください。